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明けぬれば

東京で雪。しかし積もるまでには至らず。
そういえば吾が故郷たる鹿児島では春一番が吹き、梅が咲き始めたと聞いた。
ここは未だに寒い。

***

「明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな」という百人一首でおなじみの歌がある。
「夜が明けて朝が訪れるのは恨めしいものだ。やがてまた日が暮れて夜が来ると分かっていても」くらいの大意であろう。

何を勘違いしていたのか、僕はずっとこれを「出会ったらいつか別れると分かっていても、やはり別れるのは寂しいものだ」という風に勘違いして捉えていた。
そうではない。正しくは「別れてもまた会えると分かっていても、やはり別れるのは寂しいものだ」という意味である。

古人は(現代人もそうか)夜に逢瀬を重ねていた。「朝が来たら、またあなたに会える夜が来るって分かっていても、それでも夜が明けるのは恨めしいです」的な。のろけている気がする。

僕は勝手に脳内で、「暮れぬれば明けるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな」と変換して解釈していたのだ。「あなたに会える夜が来たら、いつかそれも終わってしまって朝が来るって分かってたのに、でもやっぱり夜が明けるのは恨めしいです」と。


勘違いしていた方が良かったような。と、思っていたが…。



これを書き終えて、ちょっとこの歌について調べてみた。
この歌も、雪が降っている状況の中で送られた歌なのだそうな。

作者の藤原道信は23歳で夭逝したという。僕と殆ど同い年だ。
それを考えると、この歌はまた全然違ったニュアンスを帯びてくるのだなぁ。


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暗黒邪鏡心酔剣

コーヒーゼリーみたいなもんなのかな 女がかいたような歌 けしからん

いやうらやまC 

No title

小倉百人一首はそういう甘ったるい歌が多いですな
うらやまけしからんですな
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「本当の優しさ」「自分を好きになる」

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