走ること

夜の街を走ること。
それについて、自分の中ではさまざまな意味づけがなされている。

しかしながら、本当はそのどれもが実のところ「なぜ自分は走るのか?」についての答えとなってはいない。
その答えが、それら意味づけの複合体である、というわけでもない。

なぜ走るのか?結論を言ってしまえば、走りたいから走っているのだ。

それを踏まえた上で、自分が走ることについてどういう意味を見出しているかをメモがてら書いていきたい。



走り始めたいと思ったきっかけは「やせたい」というのがあったからである。
長い浪人生生活の中で体重が人生史上最高値(68kg)となってしまい、いくらなんでもこれは運動しないとヤバイと思ったからである。
「やせるため・体重を落とすため」、これが走るということについての基本となる意味である。
それは自分に限らず、そこそこ走る習慣を持っている人にとっては緩やかに共有されているものだろう、と思う。


しかし、こういったいわば「ダイエット」において最も大事なことは、実は体重を落とすことではない。
体重は優良な指標ではあるが、それ自体を目標にすることは、本当のところはあまりよろしくない。
なぜなら体重は直前に食べた食事量、宿便・尿の量、時間帯、直前に汗をかいたかどうか…など、あらゆる要素で結構な振れ幅で変化してしまうからだ。
体感的には3kgほどは軽く変動する気がする。

「ダイエット」で一番大事なことは「見た目」、これに尽きる。
走ることも、食事をこころもち制限することも、筋トレをして基礎代謝量を増やすのも、全ては見た目のためである。

お金が無くて食事を控えるというのはまことに残念な行為だが、自身の見た目の為に食事を控えるとなると何故か途端にそれが崇高な行為であるかのように見える(気がする)。

自分がファッションにこだわらないのは、別に興味がないからではない。
もちろんお金がないというのもあるが、いい服を着るならまずは中身を鍛えてからだろうという思いがあるからだ。
やせてる人はこんな手順を踏む必要はないけど、デブがファッションに拘っても正直仕方ない気がする。

もちろんファッションというのは、基本的には自分が楽しむためのものであるべきだ。
なので肥満体の人間がファッションを楽しもうと、それは何ら悪いことではない。
しかしこと自分自身は、デブでありたくはないと思っている。


話が見えなくなってしまったが、「経済的であるから」…これも走ることの大きな意味である。
走る人間はタバコなんて吸わないし、食費も浮かすことができる。
上手く言えないけれど、走ることによって出費を我慢するということが快感になる…といえば、大げさだろうか。


僕が走るときは殆どの場合、音楽を聴いている。
以前はネットにより依存していたので、"一人"になる時間が今より必要だった。
(おかしな話だ、ネットをしているときにも一人である筈なのにね)
走っているときには誰にも邪魔なんてされない。されようがない。


走るという習慣を続けることによって、何かしらの芯を自分の中に作りたい、というのもある。
この場合「続けること」に主眼が置かれているので、別に走ることじゃなくても良いのだが。


そして、新生活が始まるにあたり、バイトも大学もこなすとなると当然体力が必要になってくる。
その体力の養成としても、走ることは役立ってきた。
もちろんバイトや大学で求められる体力と、走ることで得られる体力がイコールであるとは限らない。でも絶対的体力が無いよりはマシだろうと思う。



ざっと挙げてみてこんな感じである。

最近、といっても1ヶ月以上前だが、少し無理をした所為で(月単位のブランクの後でなぜか唐突に10km走った)左膝を痛めてしまった。

無理をしてしまったのはもちろん東京マラソンが迫っていたからである。
結局選考からは外れてしまったが。

痛めてからの数日間は、チャリをこぐにも駅の階段を上り下りするにも膝がでかいペンチでひねられるような痛みを覚えていたものだが、それでも時を経るにつれてなんとか痛みは消えていった。
今では日常生活レベルでは膝は痛まなくなった。

しかし今でも、少し走ると痛くなってしまう。
昨日は調子が良かった方だが、それでもいつもの短いコース(4km弱)を一周することすらままらなかった。
途中までは良かっただけに一層残念だ。
11月に入ってから、歩かずに一周できた日は1日しかない。

自分でいうのもなんだけど、運動神経は悪い方である。
だからこそそれを筋力と体力で補いたいという思いもある。
そんな人間がいっちょまえに膝を痛めたなど、我ながら可笑しいのだが痛いものは痛い。

実は最近スクワットのせいか右膝まで痛い。
もっともこの痛みとは、高校生で空手をやっていた頃からの付き合いである。
走ると左膝が、スクワットをすると右膝が痛くなるというのは、やはり姿勢が悪いのだろうな。


ともあれかれこれ2ヶ月もの間、存分に走ることが出来ていない。
それがなんというか、地味に辛い。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

みかきもり

Author:みかきもり
みかきもり/翠凜/りぬす

「本当の優しさ」「自分を好きになる」

最新記事
リンク
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR