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12日目にして白鵬に黒星。土をつけたのは稀勢の里。
いやぁしかしながら、やはり苦手意識が払拭できていないのだなということをまざまざと思い知らされる一番だった。
そして稀勢の里の左のおっつけもものすごい強さであったように思う。

これでガガ丸と琴奨菊が1差で追走する形となり、優勝争いに若干の面白さが見え始めた。
明日の見所は白鵬・琴奨菊戦。白鵬は琴奨菊を対戦成績で圧倒してはいるが、果たしてどうか。
先場所は琴奨菊が2度目の勝利を収めているし、流れは琴奨菊の方にあるとみて良いだろう。

しかしながら今場所目立つのは、舞の海の解説の酷さである。
端的に言えば彼の解説は「結果論」、これにつきる。
とある戦法があったとして、うまくいけばその戦法は優れていると評し、うまくいかなければその戦法は劣っていると評する。そんな解説だ。

たとえば今日の把瑠都・鶴竜戦で、鶴竜はほぼ立ち会いの変化といえるやり方で勝利を収めた。
このとき舞の海は、把瑠都の思い切った立ち会いを批判した。
しかし把瑠都のあの立ち会いは「正解」であると僕は考えている。
正解を出して負けるのは仕方のない負けである。麻雀をやってればわかる。

もし把瑠都が変化を警戒してふわりと立ち、鶴竜が思い切った立ち会いを仮にしたとして、そして把瑠都が負けたとして、舞の海はなんと言うだろうか。
きっと把瑠都のふわりとした立ち会いを非難し、思い切って当たっていくべきでしたねなどとのたまうだろう。

もっとも舞の海という力士の特性上、変化に対して寛容であるのもうなずける。
しかしながら、舞の海みたいな変化がないと勝ち上がれないような力士とは違い、鶴竜や阿覧といった力士はそれを必要としなくても勝てるはずの力士なのだ。
ゆえに彼らの立ち会いの変化というものは非難されるべきである。一時的には勝利できても、長期的に見れば彼らのためにならないのは明らかである。楽な勝利は実にならない。

なんというか、「わかってないなぁ」と思わせるのだ。

「把瑠都はいいひとですねぇ」という言い方もすごく嫌味で鼻につく。
ここは鶴竜の立ち会い変化に難癖をつけるべきでしょうに。

こういうわけで舞の海の解説には常々イライラするので(NHKの実況アナも所々で困っているそぶりを見せてるくらいなのに、どうして未だに解説者でいられることができるのだろう?)、解説はずっと北の富士さんでいいと思った。
北の富士の解説は素晴らしい。さすが元横綱である。

解説と言えば、僕の好きな岩佐アナウンサーの声を最近聞かない。
岩佐アナは声も美しいが、何より相撲に対する愛がヒシヒシと伝わってくるような実況が素晴らしい。
おまけに相撲に関する知識も豊富である。さすが東大相撲部に所属していただけのことはある。なんという上から目線なものいい…すみません

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「本当の優しさ」「自分を好きになる」

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