夏来にけらし

全ての試験とレポートが終わり、夏休みが来た。
実はここのところ、QMAの自習時間がとれず、小説や漫画を読む時間が無かったので、夏はそれらを中心に頑張りたい。…といいたいところだが、大学3年生の夏なのでそうもいっていられない。
とはいえ自分のことなので、やりたいことしかやらないと思うけど。

・QMA
昨日、最後の試験が終わった後ひとしきり遊んだ。
ドラ→キンフェニ→ドラ。つまりいつもの階級推移。

検定:古代中世史→SS、北海道東北→A、声優→B

るりまり

日程的に無理だと思っていた瑠璃魔龍だけど、今日一日で結果的にがっつりやることが出来た。土日も理論上はプレー可能だけど、多分僕の今回の瑠璃魔龍は今日で終わり。日程が厳しいのは変わりないけど、あと4,5日乗り切れば夏休みなので頑張りたい。
文系学問は僕の中で最も正解率の高いジャンルであり、既にオーブも持っているので、楽しむこと+間違えた問題の回収を目標にした。


今回はこのブログを見に来てくださっている数名の方々とマッチすることが出来てとても楽しかったです。ありがとうございました。こういうときって恥ずかしいところを見せまいとして妙なプレッシャーがかかってしまいますね(言い訳)。

それで結果。32クレやって、
ファイナル進出:9回(討伐成功:5回)
ラウンド2敗退:22回
ラウンド1敗退:1回

個人的に「1落ちが1度だけ」というのは珍しく我ながら手放しで評価したいと思った(10位が3回)。
みんなが解けるような問題を、自分も確実に答える。文系学問においてだけは、それに近いことが出来ている
ということになるだろう(といっても、後述するが単独不正解も複数回やらかしたし、それが致命傷になった回もあったが)。そして他のジャンルでもそれが出来るようになることが、QMAにおける僕の唯一の目標と言っても良い。


課題としては、キューブを頑張りたいということ。あと文字パネル。あとエフェクト。あと順あて。あと(以下略)
それと三国志。三国志がぽっかり空いた穴のように出来ない。最近「桃園の誓いを立てた3人を選べ」という問題をやっと解けるようになったというレベルである。今回も三国志で足をすくわれた回があった。

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正解率85%とか、何かの悪い冗談だろう…。
検定の補正が仮にかかっていたとしても、ちょっと信じられない。でも今回もみんなすーっと解いていったので、やっぱり常識なのか。

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そして、「みかきもり」という名前使ってるくせにやらかしてしまった。答えは恵慶(えぎょう)法師。なんと聞き覚えがない。
正直言うと、百人一首は諳んじられるくせに、百人一首の作者については極めて疎い。「みかきもり~」の作者が誰かすら曖昧である。おおなかとみのナントカあそん…だったか。和歌問でやらかすのはかなり恥ずかしい。
今調べてみたら、素性法師は「今こむと言いしばかりに長月の~」を詠んだ人だそうで。

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そしてこれ。
受験生のころならぜっっっったいに間違えようのない問題をぽろぽろこぼす。
特に世界史はセンター試験・二次試験(+日本史)で選択した科目だっただけに、思いの外忘れてしまっているなという感じ。ヨーマンってお前。しかも「ユグノーだっけ→「グ」がない→じゃあヨーマンで」という流れだった。正解率からいえば決して簡単ではないけれど、受験で世界史を学んだ人間なら息をはくように解けるはずの問題。

答えは上から「マヨル・ドムス」「ユンカー」。
ユグノーはフランスにおけるカルヴァン派の呼び名、ヨーマンは独立自営農民。ユンカーは大地主。「ユンカー」が郷紳だったっけ?と思ってググったら「ジェントリ」だった。散々だ。僕にQMAを教えてくれた世界史好きの友達が見れば嗤うだろうなぁ…。

マヨル・ドムスはラテン語表記で「maior domus」。maiorはmajor(英語でgreater,largerの意で、英語のmajorにも通じるか)、domusは家(→domestic:家庭内。確証はないけど、dome:ドームや、dominate:支配する、などにも繋がりそう)。でっかい家→宮宰ということか?

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しかし幸運にもこの回は、二人にすくわれる形で討伐成功。ありがとうございました。
今回の討伐でも色んな人とあたったが、このお二方:「ごさくらまち」さんと「グリズリーこわい」さんが図抜けて強かったという印象がある。そして多分この回でごさくらまちさん予選決勝通して一問もミスってない気がする…。

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三島由紀夫の小説は5作品・8冊読んでいるけど心当たりまったくなし。
一応はこれで正解。林清三は田山花袋(たやまかたい→文エフェにあり)の『田舎教師』の主人公で、文タイにも出る。内海文三は二葉亭四迷『浮雲』。久保新治は三島由紀夫『潮騒』。読んだことあるじゃないかと思ったが、それでもやはりこの名前に心当たりなし。小説の登場人物の名前なんて読み終わったらすぐさま忘れてしまうのだが、普通の人はそういうのって覚えているものなのだろうか?

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りょうのぎげ。答えはこれで問題ない。
しかし日本史の授業では「りょうぎのげ」と習った。そう習った人が多いというは、やっぱり何か理由があるのでは(左下の方もそう答えているが、こういう答えをアドリブでひねり出すとはちょっと考えにくい→そう習ったのかも?)。
ちなみに僕は過去二回、これで「りょうぎのげ」として間違っている。


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さすがに家康は日光東照宮に埋葬されているとしても、その他の徳川将軍はみんな増上寺だと思っていた。
調べたところ、「2代秀忠、6代家宣、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂」とのこと。覚える気にもならない。

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「稗史」の読みを答えさせる問題。答えは「はいし」。
この問題は文エフェだが、文タイで漢字の読みを答えさせる問題というのは大抵、漢検準一級のテキストから引用していると思う。禾穀(かこく)、柴扉(さいひ)、巽位(そんい)、俗諺(ぞくげん)、袖珍(しゅうちん)などなど枚挙にいとまがない。
大学一年生になったとき、漢検準一級をとってみるかと思ってテキストを一冊買ったのだが、結局今に至るまで受検していない。QMAで活きているから良いか…。

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のこり3秒で正解を思い出す(アーサー・ミラー)。
並べ替えで、残り数秒で答えを思い出したときの絶望感といったら。

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答えはフマーユーン。ずっとフユーマーンだと勘違いして覚えていた。ふ馬湯ん。

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そしてこれ。一体何度間違えば許されるのか。
『こころ』は2ヶ月前に読み返したのに、いつもいつも迷う。
「たまに解けるけど、たまに間違う問題」という問題こそ、必ず確実にとれなければ絶対に成長などありえないのだ、などといつも考えておきながらこの様である。たいてい解けるから、その知識を確実にしようと思わない、ゆえに大事なところで間違えるというのは愚かな話だ。この際頭文字で覚えてしまおう。わたそつね。わたそつねわたそつね。わそ常。渡そう常に。…ダメだ、また間違えそうな気がしてきた。

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今日みかけた問題で最も正解率の低かった問題。答えはOrthographe。
正確にどう読むかは分からないが、要はオーソグラフィーである。

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1問目はハガチー事件で正解。以前見かけたときは正解者1人という超絶グロ問。しかし歯から血が出るイメージで歯が血ーという、全くもって意味不明だがインパクトだけはあるような覚え方をしたので、今回は解けた。これでもらったと思っていたら、次の「孔版画」(正解率74%)で単独不正解。そして5位で落ちる。惨めすぎる…。
孔版画という漢字を見て、「こうはんが…じゃないよな。くはんが?こうばんが?」と考えてしまった。

エフェクトを解くときの鉄則は、「知らないエフェクト問が出てきたときは、素直に読む」ということ。
エフェクトに出されるからといって変に凝った読み方をしても、正解に至る確率は極めて低い。ならば素直に読んで、みんなが答えるであろうように答える方が、正解する可能性が遙かに高いからである。ことエフェではそういう傾向が強いように感じる。

例を2つ挙げたい。
Q1:2011年4月の品川区議選に当選した元プロレスラーです 【木村健悟】
という問題が出たとする。この問題が初見だったとして、エフェクトに出るなら「きむらけんご」という素直な読み方はしないはずだ、とは考えないこと。
へたに邪推して「きむらたけさと」とか答えたところで、正解を期待することは出来ない。なぜならば、本当にひねった読み方をする問題の場合、それはどうひねったところで予備知識無しには確実に導きようがない場合がほとんどであるからである(もちろん皆無とは言わないが)。

Q2:琵琶湖岸にある樹齢300年を超えるアズマヒガンザクラ 【清水の桜】
という初見の問題が出たとしよう。このとき、「しみずのさくら」という素直な読み方はしないはずだとは考えない。くどいが、あくまで初見・予備知識がないときの話。初見でこの問題を見て答えを知らないのであれば、「しみずのさくら」と答えるべきである。
この場合は、実際には「しみずのさくら」とは読まない。答えは「しょうずのさくら」である。
ではどうにかひねって読めば「しょうずのさくら」が導けるかというと、そんな人はおそらく誰一人いないだろう。ひねった読み方が出来るとしても、せいぜい「きよみずのさくら」とか「せいすいのさくら」とかそんなところだ。

「初見で知らないエフェ問が出たら、必ず誰もがそう読むような読み方をする」。
邪推読みをして答えを拾えることよりも、素直に読んどけばよかったーと後悔することのほうが遙かに多いからである。

というように反省しきり。



次回は8月初旬、紫宝魔龍とのことで。日程的に無理そう(などといつも言っている気がするし、結局無理じゃなかったというオチが多い気がする)。というのも、8月1日から5日まで岐阜旅行計画を企てていて、そこのところの兼ね合いがどうか。旅行先でQMAをするのも楽しいだろうし、というか少なくとも一度は確実にQMAで遊ぶだろうけど、少し迷っていたりもする。たまにはQMAのことを全く忘れて旅情に浸るのもよいかもしれない。
紫宝のオーブはまだ持っていないので欲しいのだが、魔龍よりも魔人を倒すのが…。98点とっても1落ちしそう(※個人のイメージです)。

『AKIRA』

『AKIRA』の映画版を借りてきた。
今までこれを観たことはないと思っていたけど、鉄雄のお腹から腸がでろでろっと零れ落ちるシーンを明確に覚えて居たので、忘れていただけでもしかしたら観たことがあったのかもしれない。

難しいことはよく分からなかったけれど、迫力が凄すぎた。
「金田ァァァ!」「さんをつけろよデコ助野郎ォォ!」という掛合も激アツだった。
最高に面白かった。そして、この時代のアニメをもっと漁っていきたいと思った。

みをつくし

2013年名古屋場所。
いろいろ話題性のあった場所だったが、個人的に今場所の感想はただ一言に集約される。

「白鵬の連勝が止まって無念だった」

2度の40連勝記録というのは昭和以降では白鵬ただ1人(双葉山も大鵬も達成していない)、江戸時代まで広げてみても、谷風・雷電・太刀山という超伝説級の力士しかいない。
30連勝あたりまでは「ふーん」という感じで観ていたけど、流石にここからは夢を見た。
2010年の63連勝を越え、よもやまさかの双葉山の記録に再挑戦もあるかなと思った。

結果からいえば連勝は43でストップ。止めたのはまたしても稀勢の里であった。
白鵬は良いところ無く完敗。

70連勝に達する力士が出てくること。
僕だけではなく、全ての相撲ファンが大なり小なり抱いている夢であろう。
一生に一度で良いから観てみたいと思っているだろう。

白鵬は千秋楽に日馬富士に手もなく敗れた後の優勝インタビューで、
「短い時間ではありましたけど、良い夢を見たんじゃないかなと思います」と答えていた。
本当に良い夢だった。

3年前の2010年九州場所の白鵬稀勢戦を、僕は予備校の自習室から抜け出してワンセグを使って河川敷で観ていた。
白鵬が土俵を割った瞬間は思わず叫んでしまった。そして泣いた。大一番の感動と、白鵬が負けた寂しさがごちゃ混ぜになっていた。
今回はさすがにそこまで感情を爆発させることもなかったけど、それでもしばらく放心状態だった。

ともあれそれでも優勝は当たり前のようにしちゃっているからすごい。


そういえば中継を観ていて知ったのだが、過去40連勝以上を2度記録した力士の、どちらか一方の連勝記録は全部「43」でとまっているそうだ。

谷風:63→43
雷電:43→44
太刀山:43→56
白鵬:63→43

特に谷風と白鵬はぴったり同じ数字。

白鵬は11日目鶴竜戦で無理な体勢からとっさに投げを打って勝ちを拾い、12日目琴奨菊戦で脇腹の痛みを悪化させる。これほど痛がる白鵬は初めてであったと思う。13日目で優勝を決めるが、14日目稀勢の里戦で土が付いた。

・過去3人の記録は43で止まっている。
・白鵬は万全の調子だったが、11日目→12日目の流れで手負いとなる。
・前日に優勝決定。
・44連勝をかけて対戦するのは、過去63連勝の記録を止めた稀勢の里。
・稀勢の里は3敗して綱取りが殆ど絶望になった状態から勝ちっぱなし。

フラグ立ちまくりの感があった。


その他の感想。
稀勢の里に必要なことは、こういう「勝たなければならない」というプレッシャーを何度も浴び続けることなのだと思う。
妙義龍は不運な負けが多かった気がするけど、ともあれ勝ち越して良かった。
大道は千秋楽で1勝しての1勝14敗。1場所全敗という板井以来21年ぶりの不名誉な大記録は回避したらしい。
大砂嵐は十両でも鈍らず勝ち越し。どこまでいけるだろうか。
遠藤は所要3場所で十両優勝という怪物っぷり。『バチバチ』の王虎を彷彿とさせる。
千代大龍も強かったが負け越してしまった。

そんなところ。9月は観に行きたいな。



今期。

『<物語>シリーズ セカンドシーズン』
『きんいろモザイク』
『有頂天家族』
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』

の4つ+α(あの花再放送)は必ず観る。

『銀の匙』
『ローゼンメイデン』
『ふたりはミルキィホームズ』は覚えてたら観る。

そういえば、「横浜タカシマヤ「第6回 飛騨高山展」にて「氷菓」×「飛騨高山」グッズの一部を出張販売!」とのことで。夏休みは飛騨高山に旅行に行って氷菓の限定グッズを買ってこようと思っていたのだが…。うーん、どうしたものか。

くま近況

・国内サッカー検定

Sランク遠すぎわろた
といっても殆ど回してない。予習が必要かも。
予習してたらいつのまにかこの検定終わってそうかも。
サッカー伸びないかも。

・トナメ

ドラゴン-ナイトドラゴンを行ったり来たり。
この壁を抜け出せないまま宝石になりそうな気がしてきた。
もとい実力的にいって、フェニに落ちずしぶとくまだドラにしがみつけていることを評価すべきだろう。

アニメ正解率は50台に復帰していた。まぐれだろうな。
ライスタ正解率は一瞬60台に到達して、また50台に。ライ多答が死ぬほどキツイ。

総合正解率が微増傾向。しかしこれを最近の回収の成果と捉えるのはあまりにも早計か。
QMAは長い長い目で見ないとよくわからない気がする。もちろん、楽しければいいのだという視点も忘れずに。

海芝浦駅・国道駅探訪

「駅の出口が東芝の工場の門となっているため工場関係者しか出られない、JR東日本鶴見線にある駅は?」
スロ問らしいけど文字パネルで見たような記憶が…。
JRの駅なのに東芝関係者しか出られないとは面白い。

というわけで海芝浦駅へ行ってきた。
品川から京浜東北線で鶴見駅→鶴見線乗り換え。
所要時間は1時間20分くらい。

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なるほど、聞いていたとおり、確かに海だ。
ちなみに2枚目の斜張橋、「あれレインボーブリッジじゃね?あ、横浜ベイブリッジか!!」とか言ってはしゃいでたけど実際は「鶴見つばさ橋」という橋だそうで。恥ずかしい。よく見るとベイブリッジも奥手に写っているけれど。

「工場関係者しか出られない(=改札を切れない)」というが実際は東芝の敷地を利用した公園があるので、今は出られる(もちろん工場方面に進むことはできない)。

こんな場所で暮らしているとなかなか海を見る機会がない。
やはり自分の原風景が離島にあるせいなのだろうか、ときたまフラッと川や海や湖を見に出掛けたくなってしまう。

「たくさんの水を日常的に目にするのは、人間にとって大事な意味を持つ行為なのかもしれない。…しばらくのあいだ水を見ないでいると、自分が何かを少しずつ失い続けているような気持ちになる。」(村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』より)

海芝浦駅のあとは、戦前戦後の雰囲気を湛えているとの呼び声高い国道駅へ。

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なるほど、確かに…しかし駅を出て大通りに出るともはやそこは普通の都市の街並みが広がっていて、何ともいえない。
焼き鳥屋はおいしそうだったけれど。



しんぱいすれな

新アニメがぽつぽつと始まってきた。一番期待しているのは『猫物語(白)』。1話を見たが、期待を裏切らないなぁとつくづく嘆息した。
そこで印象に残った場面が一つある。

『猫物語(白)』において、阿良々木暦が戦場ヶ原ひたぎに送ったメールには「しんぱいすれな」と書かれていた。
それを受け取ったひたぎの台詞:「しかも今回は、かなり深刻とみえる」

今を生きている人がこの下りを見れば、すぐになぜひたぎがこういう推測を下したかというのが容易に理解できるだろう。なぜなら現代の殆どの人は、そしてこのアニメを視聴している世代層ならなおさら、メール(という文化)を知悉しているからである。

この手のささやかな読解力(「なんでもは知らないわよ、知ってることだけ」はどういう心象から発される台詞なのか、など)を視聴者に要求してやむことのない〈物語〉シリーズは、だからこそ根強い人気を博しているのだろうが、ふと僕は別の考えに飛躍した。

「昔の小説を読み解くときに、昔の文化に直に触れたことのない人間は、その小説にちりばめられている多くの示唆を読み落としているのではないか?」

メールという文化が全く廃れてしまった未来は、おそらくそう遠くはないだろう。
メールに触れたことのない人間は、現代人がちょっと考えれば(考えなくとも)容易に分かる先述の場面を、予備知識なしには理解できないはずだ。もちろん「間違いを正す暇が無いほど切羽詰まった状況なのだろうな」くらいは推測できるだろう。形式的には理解できるだろう。しかしそれがどういうプロセスを経ているのかについての考察とか、自身の共通経験からくる共感とか、そういった領域にはまるで立ち入ることができないであろう。

暦が使っていたのはガラケーだったと記憶しているが、そもそもガラケー自体消えつつある。
メールはスマートフォンで、フリック入力で送る時代へとシフトしつつある。
メールそのものはまだ根強く残っているけれど、これ自体が何かに取って代わられる時代も、ともすれば我々が想像するより遙かに早く訪れるかもしれない。

ガラケーでポチポチメールしている・いた人間なら、なぜ「『心配』ではなく『しんぱい』なのか」、なぜ「『するな』ではなく『すれな』なのか」、間違った文章を送るにしても、どうしてその間違え方だったのか、そういうことが自分の経験とともにピリピリと呼び起こされる。そして暦の心象に共感できる。ひたぎの推測に同感できる。

もどかしい気持ちを抱えながらガラケーを使い続けてきた経験無しには、この場面における二人の、もとい三人の心象風景を「心から理解する」(僕はこの動詞を「納得する」と昔から勝手に名付けている)ことが出来ないのである。


さて、現代から未来へ投げ掛けた視線を、そのまま過去から現代の流れに適用すると、現代人が「古典」を読み解く際に、それが書かれた時代の文化に触れた経験がないために、実に多くの示唆を読み落としているのではないかという疑問に行き着くのは自然な流れだろう。

メジャーな例を挙げるなら、それは『伊勢物語』でも『源氏物語』でもなんでも良いのだが、「貴族が下位の人間に自分の衣服を与える」というものがある。現代人なら、予備知識なくてはまずこの下りは意味不明だろう。「それは謝意をあらわす行為である」と教えて貰ってはじめて、形式的に理解することができる。しかし納得は難しい。たとえそこにどんな類似的な現代的行為が想起されようとも、当時のそれと合致しているとは言い難い。

これは縦軸的な見方なのであって、つまり「同じ地点における過去-未来」を想定しているのだが、同じことが横軸的にも、すなわち「同じ時点における日本-緒外国」的な見方をしても言える。
たとえば現代の西洋文学を読むにつけても、聖書を踏まえなければそこに示唆があることすら気付かない場合が多い(と思う。多分。)

個人的に極めて厄介なものは西洋の古典文学である。時代も場所も違う文化を踏まえて書かれた作品は、もうまったく別次元の難解さを誇り、読了したところで「ああ、俺はやっぱりこの小説は一生わかんねえわ」という無力感しか沸いてこない。特にキリスト教は手がつけられない。
(余談だけれど、キリスト教と西洋文学の関係は、2ちゃんねる・ニコニコ動画と2010年代アニメの関係に似ているのかもしれないと感じている。具体的な検証は全くしてないし、そんな精力もないけれど)

自分にとって身近な例では、川端康成の『雪国』。僕はこの小説は大好きだが、これも「お座敷とか三味線とか、そういった芸者文化を知らない人が読んで楽しめるのだろうか」と言われる作品である。僕はもちろん全く知らない。だから何度読み返しても、島村と駒子の間に横たわる、微妙な人間関係をほとんど納得していないと自分自身言わざるをえない。雪国の文化も知らない。島村のような生き方も知らない。知らないけれど好きなのだ。だから嫌なのである。本質を知らずにそれを好きになるというのは、やっぱりそれはちょっと違った「好き」なのだ(それを本物と呼ぶか偽物と呼ぶかはそれこそ人それぞれで良いだろうが)。

とりとめのない文章になってしまったが、ともかく、だからこそ人は歴史や文化を学ぶのだろう……といったお茶を濁すような結論で。

こはくま。

琥珀魔龍。
バイトやらで忙しかったので触れないかもなーと考えていたのだが、ちょうどこの七夕の日曜日が5時まで空いていたので、勇んで新宿へ行った。

36クレやって、
ファイナル進出:2回(討伐成功:2回)
ラウンド2敗退:16回
ラウンド1敗退:18回(うち10回が11位)

という結果。こんなものだろう。
正直、さすがに1回戦落ちはそうそう無いだろうと内心思い上がっていたけれど、みんな強かった。今回も討伐できたのは流石に社会好きの意地を見せられたような気もするけど、そこまで喜べない。

残念なことがいくつかあった。
・8クレ目で翠さんとマッチングしたが、僕が初戦11位で敗退。
・社エフェタイポ
・山問でミスしてファイナルでの全問正解を逃す

など。
苦手な魔龍戦は苦行だし、得意な魔龍戦では意地になってしまうし。
魔龍戦とはなかなか難しいイベントだなぁという感想を抱いた。


桐月の玉骨

7月。QMAに初めて触れてから丸2年になろうとしている。早いもので。

・この間、タマムシを拾った。

(一応、虫が苦手な方は注意です)
http://blog-imgs-59.fc2.com/m/e/t/metroaqua/20130703IMG_0116.jpg

生きている個体を見たのは何年ぶりだろうか、というくらい久しぶりである。
拾ってきて部屋でしげしげ眺め尽くしたあと、名残惜しかったけれども逃がした。

http://blog-imgs-59.fc2.com/m/e/t/metroaqua/20130703IMG_0118.jpg

どうみてもGです本当に



・今日、大学に棋士の羽生善治三冠が講演会に来ていた。
帰宅途中だったのだが、僕を将棋(専ら観戦)好きだと知っている大学の友達がその情報をメールで教えてくれたので、急遽トンボ返り。ダッシュで向かったけれども、教室中はもはや立錐の余地も無いほどの人だかりで埋め尽くされていたので、ドアの前に立って聴いた。声は聞こえるけれど、羽生さんが話している姿が見えないというのがまことに残念であった。

講演の内容は非常にわかりやすく、かつ深遠で、上から目線な物言いになってしまうけれど、上手だった。
講演というのは、

「・聴衆がすでに知っていること50%
 ・言われれば「聞いたことがあるな」思い出すこと30%
 ・初めて聞く話20%
 というバランスで話す」
(プレゼンのための5:3:2の法則 http://www.mindhacks.jp/2010/10/post-2937 より引用)

のが良いそうだが、今回の講演はそれを地でいくようなものであった。
戦慄すべきことに、いや当たり前というべきだろうが、僕が見た限りでは寝ている人は誰一人いなかった。

講演会終盤には何とか身体を群衆に捻り混み、ギリギリ顔が見えるポジションを確保。
質問タイムが終わった後、まさかのファンサービスタイムがあり、すごく近くまで行くことが出来て、まさかまさかのサインまでいただいてしまった。ただ一つだけ、惜しむらくは握手できなかったこと…どうしてこんなにヘタレなんだ…!

近くまでいって気付いたこと。顔つきがテレビ等で見るよりも遙かに、(上手く言えないが)神経を極限まで研ぎ澄ませて生きてきたのだなということがうかがえる顔つきをしていた。
そして指が、本当にビックリするほど細く、美しかった。

画像アップは問題ありなので、今回は文字だけでの報告に。



・マジアカ。

社エフェの精度が落ちている。知らぬ間に新しい問題が着々と増えているという印象である。
最近では自分にブッ刺さることもしばしばあり…。正解率はまだ9割を保っているけれど、本腰入れてメンテナンスする必要がありそう。

そういえば、ごさくらまちさんから「ゑじのたくひの」という呼びかけをいただいた。
嬉しかったので次の問題で「じょけいてんのう」と返した。
なお決勝でボコボコにされた。

組階級としては、初めてナイトドラゴン組に上がることが出来た。最近ではゴールデンタイムでもフルゲートになることが全然無い、つまり人が少ないので素直に喜べないけど、嬉しいものはやっぱり嬉しいのだった。
そして2クレで降格した。


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今日ツモった萌問。鹿児島で高校生をやっていたころ、良く利用していたコンビニ。

プロフィール

みかきもり

Author:みかきもり
みかきもり/翠凜/りぬす

「本当の優しさ」「自分を好きになる」

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