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読書メモ'13年4月

川端康成『雪国』新潮文庫
トルストイ『アンナ・カレーニナ』(上・中・下)新潮文庫
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トルストイ『アンナ・カレーニナ』

読み終えた。長かった。
概要は説明するまでもない。世界史上屈指の小説である。
3月中に読み終えたいと思っていたけど、結局4月いっぱいまでずっとこの小説を読んでいた。やはり大学が始まると読書が捗るなぁ…。

「この小説を読んで、何を感じたか?」

・死

…自分は裸も同然であり、どうしても苦しい最期を遂げなければならないと、理屈ではなく、自己の全存在をもって、はっきりまちがいなく確信させられたのであった。



どんな人間も、もがき苦しみながら死んでいくということ。
『アンナ・カレーニナ』作中では、リョービンの兄ニコライが結核で病死するシーンと、アンナが汽車に飛び込んで自死するシーンの2つが対比されているが、いずれの死に方をするにせよ、そこに甘美なものなんて何もないよなぁと思う。

・宗教

・女性

作中には色んな女性が出てくる。トルストイは前世は女だったのかというくらい、異性の心理描写がスゴイ。スゴイなぁーってだけ。僕がもし小説を書いて女性を登場させるとしたら、きっと高々どこかでいつも目にするような、理想像でしかない可愛い女の子しか描けないだろう。


・結局、アンナとヴロンスキーは何故上手くいかなかったのだろう?

難しい。いつの間にか燃えるほどの情熱は冷めていて、なぜか上手くいかなくなっていた。アンナとカレーニンとの離婚が上手くいっていれば、果たして首尾良く新しい結婚生活が送れたか?それは確実に否であろう。
中島みゆきの「あした」という歌で、何もかもが愛を追い越していくといったようなフレーズが出てくるけど、そういう慎ましやかなものでもない。

男は結局男で、女は結局女なのだってことなのか。冒頭の一文の「幸せな家族」というものは、そういう超えられない壁に何かしらの折り合いを付けてるってことなんだろうなぁ。

次に読む機会があれば、この疑問を念頭に置いて読み進めていくことになるだろう。

本など

今読んでいる本:トルストイ『アンナ・カレーニナ』下巻。あと数日で読み終わりそう。

今日買った本:もりたなるお『相撲百科』、中村一明『火山の話』、成美堂出版『図解サイエンス 鉱物の不思議がわかる本』。3冊で200円は安いと思った。

雪メルト

健康診断があった。
身長が2cm伸びていた(滅茶苦茶胸を張って測ったからだろうか)。体重も増えていた。
そして血圧が高めだという指摘を受け、食生活の見直しを迫られた…。

そのあと友達とQMAに興じた。結果は惨憺たるものであった。

今日になって、最近僕が嵌っている歌手・やなぎなぎさんのサイン会が渋谷で行われるとの情報を手に入れ、せっかくなので行くことにした。「君の知らない物語」のボーカルをしていたり、「ビードロ模様」「Zoetrope」などを歌っている人である。
単純にサインが欲しいというのもあったし、好きな歌手を近くで見られる機会は滅多になく、これを逃す手はないとも思ったし、今の内に地の利は全力で活かしておかなければという思いもあった。

ほんの何ヶ月か前まで、おそらく殆ど顔出ししていなかったと記憶している。とても物腰柔らかくて素敵な方だった。
サインは家宝にさせていただきます。

セゾンデュ

嗚呼可愛い

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昨日1クレ、今日1クレ。
結果は極めて良好でした。

鳩ノ巣渓谷

鳩ノ巣渓谷というところへ行ってきた。
春休みがバイトで食い潰されてしまったため、せっかくだしどこかふらりと行ってみたいと思ったのだった。

鳩ノ巣渓谷というのは、青梅線の鳩ノ巣駅を下車して徒歩5分程度のところにある名勝である。都心から1000円かからずにアクセス出来る場所であるが、同じ東京都とは思えないほどに秘境めいている。
「渓谷」というだけで、僕にとっては小旅行の目的地として選択するには充分すぎる理由だったし(「渓谷」という言葉に僕は昔から勝手な憧憬を抱いているのだ)、無闇に観光地化されていないであろうことも気に入った。つまるところ、「何も無い」というのが好きなのである。

京王線の分倍河原駅から南武線に乗り換える。南武線の少々古びた車両が旅情をそそった。
南武線の終点・立川駅からは青梅線に再度乗り換えて、青梅駅から鳩ノ巣駅へと向かう。

青梅駅では乗り換えの影響で20分くらい待った。駅に設置されていた、菓子を売っているKIOSKの自販機がこれまた旅情を刺激した。
ホームからみる青梅市は平日の昼間ということもあり、鄙びきっているように見えた。

しかしこの辺りから、鼻水がだんだん酷くなってきた。
鼻水のせいか頭も少しボーっとしていた。花粉症なのか風邪なのか判然としなかった。結局、帰ってきた次の日に、そのどちらも発症していたことが分かったのだが。
というわけで車窓を愉しんでいる精神的ゆとりはあまり無かった。かといって鼻汁で辟易しているといったこともなかった。「渓谷をただ見に行って、帰る」。それだけだったのが良かったのかもしれない。ちょうど一年前に秩父に行ったときのような(http://metroaqua.blog52.fc2.com/blog-entry-602.html)、「非日常を舐め尽くしてやる」という変な気負いはなかった。良くも悪くも。

さて鳩ノ巣駅は寒かった。山間部はさすがにまだ冬の名残があり、木々は未だ寒々しかった。
僕の他にこの駅で降りたのはただ一人だけであった。

近くの自販機で暖かいコーヒーを買って、道案内にしたがって下へと降りていった。
すると間もなく吊り橋が見えてきた。

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吊り橋の上から渓谷を覗き込むと、碧緑の瑪瑙のような色をした多摩川が雄々しく音を立てて流れていた。なかなか恐ろしい光景である。かつて「渓谷」というものに対して勝手に抱いていた、優雅で和的なイメージはそこには無く、誤って落ちたら2度と上がってこられないような濃緑の水塊と、賽の河原を連想させる白く巨大な岩塊があるばかりであった。
ひたすら寂しい風景である。そしてこれこそがまさに、今の自分が本当に見たいと思っていた風景だったのかも知れない。

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「賽の河原」と言ったが、それと相まって、奥多摩が持つ不気味な逸話だったり、河川というものが潜在的に持つ溺死のイメージだったり、清流の割に魚一匹見あたらない川面だったり、そういうものが混ざり合って、うすら寒くなった。…そうして30分あまり、巨大な岩の上から碧い水面を眺めていた。

やがてそれも止めて、上流側にある白丸ダムへ歩いて行くことにした。
「遊歩道」とは名ばかりの急登な道を辿っていって20分ほど。鼻が詰まっているせいもあってか、やたら辛かった。

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帰りは同じ道を辿り、吊り橋から駅に向かう途上にあった、雰囲気のある喫茶店へ入った。
僕はこういう所へ一人で入るのは本当に苦手なのだが、今回はそんなことも言ってられない。せっかく興味が沸いたのだ。

Resized20130401003.jpg


店内にはおじいちゃん連が3,4人ほどいた。常連さんだろう。
笑顔が柔和なマスターは快く珍客を受け入れてくれ、茶菓子とお茶をサービスしてくれた。お冷や、コーヒー、お茶という3種類を一挙に楽しめたというのもなかなかシュールだが、これも一興だろう。
僕は会話の輪から外れたところで一人雑誌を読みながら、聞くともなしに彼らの会話を聞いていた。多分ここでは同じ東京都とはいえ、僕が日頃体感しているものとは全く異なった時間が流れているのだろう。そう考えるとふと、ふらりと鹿児島へ帰ってみたくもなったりした。

川のせせらぎと落ち着いた内装が、思いのほか居心地良く、日が暮れかけるまでそこに居た。

風邪

風邪をひいた。咳と鼻水が酷い。身体の節々が痛い。
さすがに3月は生活習慣が狂っていたうえにバイトにしては働き過ぎだったので、いずれこうなるのも目に見えてはいたが。

とはいっても熱はなさそうだし食欲もあるので大丈夫だろう。
終日寝るか、本を読むかして過ごしていた。
雨もがっつり降っていたし、どうせ部屋に引き籠もっているしか選択肢がなかった。ちょうど良いタイミングで風邪をひいたと言えるかもしれない。

そういえば、こんな時に気軽にお使いを頼まれてくれる友達ももうこの寮にはいないのだなとも思った。
そして、東京に来てからこの程度の風邪すらひいたことがなかったのが自慢だったのに、もうそれも言えなくなってしまった。

追記
去年も風邪ひいてた…。
http://metroaqua.blog52.fc2.com/blog-entry-612.html

夕暮れ

「あの花」を観て感じたり、『雪国』を読んで感じたり、同世代の人間ならまるで見向きもしないような地方都市へ行ってみたりしたときに感じている色々なことは、ノスタルジーという言葉に集約されるのだと思う。

僕が求めているのは、結局はそれが全てなのかも知れない。
望郷と憧憬が複雑に入り組んで、そこはかとない幸せを形作っている。

ほしーものリスト


登山靴
ボトムス
腕時計
適当なシャツ
固まらないスマホ
青春18切符
ミルキィ武道館ライブのBD
アルティメットまどかのフィギュア
運転免許証
QMAの筐体

自転車
万年筆
白い巨塔のDVD
じゃがりこ一年分
みもりん直筆サイン
プロフィール

みかきもり

Author:みかきもり
みかきもり/翠凜/りぬす

「本当の優しさ」「自分を好きになる」

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